味噌づくり
今日の活動は昨日の米麹づくりに続いて、味噌づくり!
活動のために朝ごはんをしっかり食べます。
今朝は、大豆を茹でるため、数人の子どもたちは6時から火起こし!
12時半までの6時間半、当番制で1時間ごとに火加減調節を行います。
午後、ようやく大豆が茹であがった頃いよいよ全体での活動が始まります。
先ず始めに、味噌の違いについて学びます。
昨年の味噌、一昨年のもの、塚越さんから頂いたもの、市販のものを食べ比べます。
味噌の味はつくった年やつくり方、使用した材料、保管した環境によって大きく味が変化します。
とても興味深い!
英語村で味噌をつくるには主に2つの意味があります。
1つ目は、Patient(忍耐や我慢強さ)を学ぶため。
味噌づくりにはたくさんの労力と時間がかかります。先ずは米麹をつくる準備から始まり、米を蒸かして麹菌と混ぜ、
育苗機にかけ発酵させ、そして大豆を茹で、できた米麹と混ぜる。さらにそれを1年寝かせてようやく味噌の完成。
そこからPatient(忍耐や我慢強さ)を学びます。
もう1つは、今一緒に活動をしている仲間への思いやり、来年度の子どもたちへの思いやりを学ぶことです。
味噌をつくるために協力して活動を行い、その中で仲間を思いやる気持ちについて学びます。
また、今年つくった味噌は来年度、再来年の子どもたちが食べることになります。その子どもたちが毎日食べる味噌、
その子たちへの思いやり持つことについても学びます。
この2つを念頭に置いて、活動に取り組みます。
こちらは昨日、発酵させた米麹。上手にできているね!
午前中から茹でた大豆をみんなで息を合わせて足で踏んですり潰していきます。
次に手ですり潰した大豆と米麹を混ぜ合わせていきます。
最後はそれを丸めて樽の中に叩きつけて空気を抜いて完成!
美味しい味噌ができると良いね!
今回の活動で米麹・味噌づくりを教えて下さった地域の方々。
英語村を代表してリーダーから感謝の気持ちを伝えました。
今回の体験からたくさんのこと学ぶことができました。
ありがとうございました。