炭焼き
本日の活動は炭焼き!
日本の山村にはるか昔から伝わる伝統的な技術について学びます。
先ず始めに炭焼き職人さんから作業工程について教わります。
炭焼き作業の工程は1週間以上かかるそうです。
そのため今日1日で全ての工程を体験することはできません。
しかし、炭焼職人の方が少しでも子どもたちに多くの体験をして欲しいという思いで、1週間以上前から事前に
炭焼きを行い準備してくださいました。
1. 切り出し
2. 窯詰め(木くべ)
3. 口焚き
4. 焼火
5. 精煉
6. 窯出し
7. 消化
本来はこのような手順で行いますが、今回は6.窯出しを行い、完成した状態の炭を適当なサイズに切り分け袋詰
する作業と薪を窯に詰める作業2.窯詰め(木くべ)を体験させていただきました。
こちらの炭焼きでは一度に約200kgもの炭を作ります。
みんなで協力して作業に取り組みます。
こちらは窯出しの作業。
合計200㎏近い炭を取り出し、適当なサイズにカットして袋に詰め込んでいきます。
囲炉裏で焼いたホクホクのお芋を食べながら一休憩。
まだまだ作業は続きます。
一休憩終えてから、再び作業再開!
午前中いっぱい袋詰めの作業を無我夢中で行った結果。
この逞しい表情に!
45分程昼食を摂りながら休憩して、午後の作業に向けてエネルギーチャージ!
休憩を終えた後には午後の作業開始!窯詰めを行っていきます。
細かい木を床に敷き詰め、空気が入りやすくします。
その後で1m近い大きな薪を詰めていきます。
合計200㎏もの薪を運び入れるのは一苦労。
みんなで協力して効率よく行いますがそれでも1時間以上かかります。
そして窯の中を薪で敷き詰めて上から蓋をして火を焚いて作業終了。
10時から作業を開始して、日が暮れ始める午後4時半まで作業は続きました。
子どもたちは1日頑張ってへとへと。
しかし、職人さんはこの作業を1人で行っているそう。
またこれだけではなく、火加減の調節もあり4日から5日間は夜中まで作業が続きます。
今日1日で炭焼きについてたくさんの事を学ぶことができました!