昔ながらの方法で脱穀をしました Threshing rice
ブログお待たせしました。
10月に入り、普段の食事では倉渕の新米を食べ始めました。白くてつやつや、それだけでおいしくて幸せなご飯の時間。
さて、英語村のお米も、みんなの口に入るまであともう少し。今日は、約1カ月はんでぇに干したお米を脱穀します。
刈ったときは、ずっしり重かった稲もからっと乾き、軽くなりました。
今回も昔ながらの道具を使い、農具の進化を学びながら体験します。
まずは、一番初歩的な手作業での脱穀。棒と紐で稲の束を絡め、思い切り地面に叩きつけます。
すると、籾がパラパラと稲から落ちていきます。唐竿と呼ぶんだそう。
タイでも昔は似た方法でやっていたとスタッフのカー君が話していました。
そしてこちらは、足踏み脱穀機。足でリズムよくペダルを踏むと、中のドラムが回転し、籾を飛ばしていきます。
留学生の年齢よりも古い道具たち。全て、倉渕の地域の方が「子どもたちの体験のために」と寄付してくれたものです。
昔の人の知恵に関心し、道具や方法に興味深々の子どもたち。真剣に作業に取り組みます。
米を最後の一粒も無駄にしないよう、大切に拾いあげていきます。
最後は、唐箕でごみや屑を飛ばし、いい米だけを残していきます。
脱穀したお米、まだまだ水分量が多いため、しばらく干します。「この道具は、干すときに使うんだよ。」こちらも農家さんから頂いた道具。
丸一日作業し、無事に今年の脱穀を終えました。1年を通して行なってきた田んぼの作業。みんなで力を合わせて取り組み、絆も深まりました。
来週の収穫祭で、ついに私たちのお米を食べる予定。楽しみにして、収穫祭の準備を頑張っていきたいと思います。
Next week we will have Harvest Festival. We will try to do our best!